標準白色

標準板

反射測定を行う時の、装置の目盛定めをする基準は完全拡散反射体と呼び、照射した光が全て反射され、しかも全方向に均等な強さで反射するような面(完全拡散反射面)としています。標準イルミナントと標準観測者等色関数を組み合わせて作られた重価係数は、この完全拡散反射体を測定した時のYの値が100となるようにしています。

ここで言う完全拡散反射体は実在しない仮想物体であり、それに最も近いものとして、ドイツの工業規格(DIN 5033 Teil 9)に基づいて、硫酸バリウムの粉体を成形した面が用いられています。

実際に色彩計に付属される標準板は、耐久性が良く、手入れのしやすい面のもので、硫酸バリウムの成形面を基準とした分光反射率係数や「三刺激値」が目盛られており、こちらは常用標準白色面と呼びます。